就職成功者の声

リドアーズとの出会いで
人との関わりが楽しいと思えるように。
研修での成功体験も大きな自信につながりました。
Hさん

Hさん

2016年4月から通所をはじめたHさん。統合失調症の陰性症状により、それまでに何度も引きこもりを繰り返してきたと言います。当初は週4日からチャレンジし、すぐに週5日通えるようになり、最終的には1日も休まず通い続けることができました。現在、再就職を果たしたばかりのHさんに、リドアーズとの出会いや、自分を変えることができた体験について、聞いてみました。

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私が初めて医者にかかったのは2001年、27歳のとき。当時はフリーターとしてアルバイトをしていましたが、無気力でやる気がおきない、布団から出られないという状態になってしまいました。それが統合失調症によるものだとは知らず、単に自分が怠けているだけではないかと感じ、嘘をついてアルバイトを休むこともありました。一人暮しで「このまま自分はどうなるんだろう?」と考えると生きているのが嫌になり、とうとう自殺未遂を起こしてしまいました…。

一人暮らしの部屋は引き払い、実家から通院しながら引きこもる日々を送っていたところ、だんだんパニックのような症状が出てくるようになりました。身の危険を感じて「ここにいちゃだめだ」という衝動にかられたり、突然号泣したり。そのようなことが何度もあり、主治医に尋ねると統合失調症だと告げられました。私は精神疾患といえば鬱病くらいしか知りませんでしたが、親に話すと、親はすでに私の病名を知っていました。自分の病名を知るまでに約2年かかってしまいましたが、今までのことは自分が怠けていたからじゃなく病気のせいなんだと、前向きになることができました。その後、回復と引きこもりを繰り返しながら、作業所に通ってみたり、自治体の就労支援センターに足を運んだり。病名を知ってから約10年かかりましたが、前職に就くことができました。

やりがいが感じられず前職をリタイア
デイケアを通じてリドアーズを知りました

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前職の仕事内容は主にデータ集計です。3年間続けましたが、単純作業の繰り返しに飽きてしまい、やりがいが感じられなくなったのが原因で、7カ月の休職を経て退職しました。実家から通っていたので、通勤時間が長いこともネックでした。

その後すぐに、千葉にある精神科・心療内科で、自立支援や就労支援も行っている「ひだクリニック」のデイケアに通い始めました。引きこもりは何度も経験していたので、また同じことの繰り返しになるのは避けたいと思ったからです。
病気の私にあまり負荷をかけないようにされていた前職に対し、デイケアでいろいろなことに挑戦したことで、「今まで自分に制限をかけすぎていたのではないか」ということに気づきました。そして「自分にはもっと可能性があるのではないか」と思い始めました。それによって「働きたい」という意思も生まれました。

そんな中、ひだクリニックとゼネラルパートナーズが提携していることがきっかけで、統合失調症に特化した就職支援施設「リドアーズ」の存在を知りました。それまで自宅から近い就職支援施設を見学した経験がありましたが、一人で黙々と作業する実習や、講師による一方通行の研修が多い印象で、正直面白さを感じませんでした。一方、リドアーズではコミュニケーションを重視したグループワークが多く、疑似職場体験や、ストレスマネジメント研修でもメンバー同士で教え合うことになると聞いて、能動的にプログラムに参加できそうだと魅力を感じ、「ここに賭けてみよう」と思いました。場所が都内なので、通勤の練習にもなると考えました。

実はずっと、自分は人が嫌いなんじゃないかと思っていたんです。でも、デイケアの活動を通して、人がそんなに嫌いじゃないと気づきました。そして、一人で黙々と作業をするよりも、人とコミュニケーションしながら何かをする方が自分には合っていると知りました。そういう意味でも、リドアーズのプログラム内容が自分には向いていると思いました。

能動的になれる仕組みのプログラム
リーダーとして仲間と取り組んだ経験が大きな自信に

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最初は、毎日休まず通うことを第一目標としました。主治医からは週4日でスタートするようにと言われていましたが、1カ月後には週5日通えるようになりました。
もちろん体調が悪い日もあったし、泣きながら通ったこともありました。でも1日も休まずに通い続けることができたのは、同じ統合失調症を抱える利用者のみんなと会って話せるのが楽しく、日々のプログラムも充実していて、とても勉強になっていたからです。
ここでは、小さなグループに分かれて話し合う場合も誰かが司会を任され、誰もが能動的に参加できる仕組みがあります。少々体調が悪い程度なら行こうと思えたし、行った後で体調が悪ければ、別室で1時間くらいみんなと離れて過ごせば調子が戻ることも分かりました。
継続していたデイケアの月1面談でも、カウンセラーから「オーラが違うね」と言われるようになり、自分の変化を客観的に感じられるようになりました。

思い出深いのは社会科見学プログラムです。自分から手を挙げてリーダーをやらせてもらいました。前例や見本がない中ではありましたが、それでもやってみたくて。もちろん至らない部分もあったと思いますが、みんなから意見を出してもらって、やりきることができました。以前の自分だったらあり得ないことです。結果的に、特例子会社への見学を無事に終えることができました。みんなで力を合わせて取り組む過程や、一から作り上げるのが楽しいと思えるようになりました。
さらに、リーダーとして一人一人のメンバーに気を配ることの大切さも学びました。その後のプログラムでも、全体を見渡しながら余裕を持って参加することができるようになり、この経験が自分にとって大きな自信につながったと思います。

再就職を果たし、新しい目標も生まれました

就職活動をするにあたっては、人材紹介との連携やサポートなど、リドアーズの職員の皆さんには大変お世話になりました。ゼネラルパートナーズが運営する人材紹介サービスとの連携により、求人紹介や面接対策などさまざまなサポートをしてくれたことも心強かったです。特に、職員でもあるキャリアカウンセラーの方が、熱心に面接の練習をしてくださって。長時間に渡りなかなかハードでしたが、アピールすべきことのアドバイスや、受ける企業向けの対策をきめ細やかにしていただけたことが大きかったです。

おかげさまで無事再就職が決まり、働き始めています。新しい環境への緊張はありましたが、リドアーズで自分に自信を持てるようになったおかげで、以前のように尻込みすることなく、冷静に仕事ができています。人事関係の部署に配属され、パソコンを使った労務管理や書類のチェックなどをしています。リドアーズの研修で学んだことで特に役立っているのは、自分の思い込みだけで作業しないという思考パターンです。必ず途中経過を確認してもらい、自分の勝手な判断で進めることがないよう注意しています。仕事を溜め込まずに相談したり、疲れたと感じたら一人になって少し休むなど、教わったストレスマネジメントも実践して役立てています。

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今の会社はフルタイムで働いても7時間で短めなのが良かったのと、子育てで育児休業や時短勤務をしている方も多く、働きやすそうな会社だと思えました。実際に入社してみて、IT業界というのもあるかも知れませんが、時間に対する縛りがそれほど厳しくありません。職場内はすごく静かで働きやすいです。入社時の面接で、社長に「障がい者雇用であってもキャリアアップを目指して欲しい」と言われました。障害者雇用といえば簡単な仕事が中心で、会社側もあまり多くを望まないスタンスのことも多いと思います。でもこの会社では、私にも戦力になってほしいと言ってくれたのが嬉しかったです。
だから将来、何かのプロジェクトを任されることがあれば、うまくいくかはわからないけれど、躊躇せずに向き合えるのではないかと思っています。仕事に関してはこなせていると思いますが、女性が多い職場なので、まだちょっと接し方つかめず、人間関係については距離をとりつつではありますね。

実は、プライベートの目標もできました。それは結婚です。前職時代は給料のほとんどを趣味のギターやロードバイクに使っていました。旅行をしたり、一人で音楽を作ったり、自転車に乗って北海道へ行ったこともあります。1人の時間ばかりにお金を使っていたんですね。でもある時ふと、なんだか虚しくなりました。それが原因で体調を崩してしまった部分もあります。人と接する機会が多くなると、面倒くさいこともたくさんあります。でも今は、それが楽しいと思えるようになりました。恋愛や結婚って、人間関係の中でも一位二位を争うほどの面倒くささだと思っていたんですけれど、今はあえてそれを選んでみたいですね。以前は引きこもりだった自分が、自分から人との関わりを求めるようになるとは。ここまで価値観がガラリと変わるとは思いもしませんでした。

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