就職成功者の声

いつでも自分を迎え入れてくれる場所がある。
症状を知り、ストレスのコントロール方法を学べたことが
今の自分にとって一番大きな収穫です。
Gさん

Gさん

10代の頃から統合失調症の陽性症状に悩まされてきたGさんは、仕事をしても長く続かず、誰にも打ち明けずに訪れた病院で、初めて病気のことを知りました。リドアーズでは自分の症状を理解することで生活リズムを整え、1日も休まずに通所。再就職を目指す中、実習先の企業へそのまま就職を果たしました。そんなGさんに、リドアーズのどのようなプログラムが役立ち、自分が変われたと感じているのか教えてもらいました。

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ずっと病気の自覚はありませんでしたが、17〜18歳くらいから症状が出始めていたと思います。最初は周りの人の目が気になって、常に誰かに見られていると感じるようになりました。その時点で病院に行っていれば良かったのですが、やがて悪化し、家にいてもずっと緊張状態が続くようになりました。
20代になり、初めて病院で診てもらったところ統合失調症と診断されました。聞き慣れない病名だったので、最初は「?」という感じでした。自分の考えていることが周囲にさとられていると本気で思っていたので、すぐに病気を受け入れられない部分もありました。誰にも伝えず病院へ通っていましたが、ある日家族に薬が見つかり、その時初めて病気について打ち明けました。

働きたい気持ちはあるのに、仕事が長く続かない
家族のすすめで就労移行支援を受けることに

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今は24歳で、大学を卒業して半年くらい経ってから、外回りの仕事に就きました。そこでは人間関係とトラブルが相まって、8か月ほどで退職。次に、コールセンターのアルバイトを始めましたが、症状が悪化したため、昨年の11月頃に辞めました。

何もしないで過ごすようになり「これではマズい」と思って家族にも相談したところ、父が「シゴトライ」を見つけてくれて、体験に参加してみることになりました。そこで、統合失調症専門の事業所がこれから開所となることを教えていただき、「リドアーズ」について知りました。

当初、ほかにも入所を検討している事業所があり、リドアーズとどちらにしようか迷っていました。リドアーズの職員の方と2〜3回お会いして相談させていただく中で、将来の希望などをホワイトボードに書き出しながら、一緒に情報を整理していただいたこともあります。最終的にリドアーズを選んだ理由は、「統合失調症」専門の就労移行支援だったこと。やはり同じ病気を持っている人たちが集まっていることが大きかったですね。

リドアーズには、2016年4月の開所と同時に通い始めました。最初はとても緊張しました。でも通ってみると、職員のみなさんがとても優しく親身になってくれたし、一緒に通っている利用者さんもみんな温厚で、安心感がありました。それまでは昼夜逆転した生活を送っていたので、まずはそれを元に戻そうという思いもあり、とにかく休まず行こうと決めて頑張りました。「行きたくないな」「ダルいな」と思うのは、病気と関係なく誰にでもあることだとわかっていたので、それを理由にしたくなかったんですね。結果的に1日も休まず通い続けることができました。そこで仕事が待っているわけではなく、仲間がいて、職員の方たちがいて、自分を迎え入れてくれる場所でもあったので、来てしまえば何とかなるという思いもありました。

※注釈:ゼネラルパートナーズが運営する、うつ症状のある方向けの就労移行支援事業所。

誰にも話せなかったことを初めて打ち明けられた
症状を理解し、ストレスと向き合えるように

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リドアーズに通っている中で、一番印象に残っているプログラムは症状理解です。なぜ発症して、どんな症状があるのかを振り返る「自分ヒストリー」を作ってお互いの体験談を発表し合いました。ここでは、同じ病気でも人によっていろんな症状があることを知りました。
正直、明るい内容の講義ではなかったです。でも、重い話も赤裸々に出し合うことで、それまで友達にも話したことがなかったことをカミングアウトできて、すっきりしました。

また、自分ヒストリーを作ることは、自分自身としっかり向き合うことになるため、自己理解が非常に深まるプログラムでもありました。そのため、病気との付き合い方を身につけることができるようになったのも大きな収穫でした。新しい環境では症状が出てしまうものですが、環境に慣らしながら、病気とうまく付き合っていくしかないと考えるようになりました。
僕の場合、閉鎖空間やしーんと張りつめた空気が一番耐えられません。でも、どうしても会話が途切れてしまうことはあります。仕事中なら適度な休憩をいただいて、たばこを吸うなど1人になることで、落ち着きを取り戻せることを知りました。自分のことを伝わりやすく人に話せるようになったので、どのような配慮があれば症状が出にくいかも伝えられるようになりました。

リドアーズに通うようになって、家族からは「生活リズムが良くなったね」と言われました。昼夜が逆転し、昼間に爆睡していたことも家族は知っていたので。今も通院は継続していますが、症状が強く出てしまうことはあるし、症状の波は激しいと感じています。でもこれが症状なんだと理解できていれば、少しずつ落ち着きを取り戻せます。自分の症状を理解して、ストレスマネジメントを実践することで、自己管理ができるようになってきたことが、自分にとっては特に大きかったですね。企業に応募するためのプロフィールを作る際にも、自分ヒストリーを作っていたことが役立ちました。面接などもサポートしてもらえたので心強かったです。

実習先の会社にそのまま就職が決定
働くことの厳しさを感じつつ、ささやかな喜びも

リドアーズに通い始めて半年ほどが経過した頃、大手企業の特例子会社で実習する機会をいただきました。社内に届いた手紙や荷物を配布して回る仕事です。これが再就職のためのリハビリになればいいと考えていましたが、実習がスタートして間もなく、正式採用のお話をいただきました。まだ就職活動らしいことをしていない状況だったし、「本当にここでいいのかな?」と迷いがありました。でも、じっとしていると症状が出てしまう自分にとって、こまめに移動しながら働くのは向いていると思えました。また、すでに働いている職場なので、業務内容は明確にイメージできていましたし、再び新しい環境に慣らしていく必要もありません。リドアーズでもいろいろ相談させていただきながら、納得して実習先の会社に就職しました。

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いざ就職してみると、思った以上に仕事はハードに感じます。時期的なものかもしれませんが、思うように休憩が取れないこともあります。職場の雰囲気は悪くありませんが、たくさんの人と関わる仕事なので、全員と仲良くしようと無理をしていた部分がありました。
でも、リドアーズの方が就職先に訪問してくれた時に「無理にみんなと仲良くなろうとしなくて大丈夫。距離感を大切に」というアドバイスをいただけたので、気持ちが楽になりました。机で忙しく仕事している人に声をかけて物を渡すので、緊張することもあります。でも、些細なことではありますが、いつも素っ気ない態度の人からお礼を言われたりするのが嬉しいです。

実は昔から変わっていないのが
叶えてみたい夢と、働く目的

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生活リズムを整えることがままならなかった時期に比べると、今は客観的に、冷静に自分を見つめることができているので、自分は変われたと思います。でも昔から変わらないことがあって、それは、バックパッカーで海外を回りたいという夢です。そのために英語を勉強して、うまくいけば英語を使った仕事ができればいいなと。絶対やりたいとまではいかないけれど、アメリカを横断してみたいですね。
だから、自由に使えるお金を早く作るためにも、学生時代から早く働きたいと考えていたんです。仕事を辞めて生活リズムが悪化し「このままではマズい」と思ったのも、それが理由です。働くための目的はブレていないので、今の仕事を頑張っていつか夢を実現したいですね。

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